「忙しい看護学生さんの勉強を少しでも楽にできたらいいな」
「事前学習・実習・国家試験対策に役立つ情報が気軽に調べられたらいいな」
そんな思いから「毒茄子(毒ナース)」は生まれました。
毒茄子の勉強部屋では、
「手元に教科書がないけどちょっと検索して見たい情報がある」
「レポートにまとめるときに参照したい」
といったときに教材・ノート代わりに活用して頂けるものを目指しています。
今回は、学生時代にJCSに比べて出番は少ないけど国試には出る・・・「GCS(グラスゴーコーマスケール)」です。
GCS(グラスゴーコーマスケール)
開眼(E) [Eye Opening] | |
4 | 自発的に |
3 | 呼びかけにより |
2 | 疼痛により |
1 | 開眼せず |
発語(V) [Best Verbal Response] | |
5 | 指南力良好 |
4 | 会話混乱 |
3 | 言語混乱 |
2 | 理解不明な声 |
1 | 発語せず |
運動機能(M) [Best Moter Response] | |
6 | 命令に従う |
5 | 疼痛部認識可能 |
4 | 逃避反射 |
3 | 異常な屈曲反応 |
2 | 伸展反応 |
1 | まったく動かない |
評価方法
開眼・発語・運動機能の各項目の点数を合計する
※最低は3点、最高は15点、点数が小さいほど重症。
必要時、患者の状態を付加
T: 気管挿管、気管切開
A: 失語症
E: 眼瞼浮腫
GCSのポイント
・世界的に通用する評価法
・3側面の総和で評価するため、やや複雑。1項目でも判定が困難な場合は意味をなさない。
・亜急性期~慢性期の患者で有用。
管理人は第105回看護師国家試験受験者です。そのため記事に掲載されているのは、管理人が看護学生だった当時にまとめていたノートやレポートからの情報です。
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