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【看護学生向】母性小児/新生児の状態・特徴:テスト対策、まとめノート

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毒茄子の勉強部屋では、

「手元に教科書がないけどちょっと検索して見たい情報がある」

「レポートにまとめるときに参照したい」

といったときに教材・ノート代わりに活用して頂けるものを目指しています。

 

今回は母性看護の【新生児の状態・特徴】要点まとめです。

 

新生児の状態・特徴

・生後28日未満の児は新生児と呼ばれる
・出生体重4,000g以上の児を巨大児、2,500g未満の児は低出生体重児、
1,500g未満の児は極低出生体重児、1,000g未満の児は超低出生体重児。
・新生児の標準的な身長は約50cm、体重は約3,000g、頭囲33cm、胸囲33cmである。
・身長測定では、頭頂部を固定板に合わせ、両膝関節を上から押さえるようにして伸展させる。
足板(移動板)を足底にあて、測定値を読み取る。
・体重測定時は、新生児を殿部から下ろす。測定のために手を話したら、すぐに支えられる位置に
両手をかざす。
・頭囲は眉間と後頭結節を通る周囲径。
・胸囲は両乳頭と肩甲骨直下を通る周囲径。
・新生児は通常、手足を折り曲げた屈曲姿勢をとる。
上肢はW、下肢はMの形に似るため、「MW型の姿勢」とよばれることもある。
・新生児の最初の排便は暗赤色の胎便である。経口摂取が順調に進むと、胎便の色は徐々に薄まり、
3~5日くらいで黄色の便に移行していく。
・新生児の呼吸は、生後1~2時間で安定する。呼吸数は40~50回/分である。
呼吸は、最初の数時間はとくに不規則で、早い呼吸から急にゆっくりになったり、
しばらく止まったりを繰り返す。これを周期性呼吸という。
新生児は腹式呼吸で、胸壁と腹壁が同時に上下するのが通常である。
新生児は鼻呼吸であるため、出生時の気道確保では鼻を吸引する。
・出生直後の新生児の心拍数は150~180/分とやや頻脈。
2~3時間後には安定し、120~150回/分前後となる。
血圧は70/40mmHg前後で、SpO2は95~100%である。
・新生児の体温の正常範囲は腋窩温(皮膚温)で36.5~37.5℃である。
・生後2~3日頃より生理的黄疸が出現する。
3~5日をピークとし、2週間以内には消失する。
生後3日で総ビリルビン値17mg/dl以上は高ビリルビン血症とされる。
・新生児の免疫は、母体から胎盤を通して移行したIgG、母乳由来のIgAが主と
なる。
・新生児の体重が生後3~5日前後まで減少することを、生理的体重減少という。
排泄や不感蒸泄に哺乳量が追い付かず、出生体重の5~10%が減少する。
生後7~10日で、出生時体重に戻る。
・産瘤は、分娩時に児頭が産道で圧迫されることで起こる。
境界不明瞭な腫瘤(浮腫)で、可動性があり、触るとやわらかい。
出生直後からみられるが、生後24~36時間で自然消失する。
・頭血腫は、骨膜直下にできる血腫で、生後徐々に大きくなる。
境界は明瞭で、骨縫合を超えない。消失には数週~数ヶ月かかる。

 

参考書籍・学生時代にお世話になった参考書/専門書たち

 

 

 

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