取材日:2018年6月
未来な明日に向かって、自分らしい生き方や働き方を創造する看護師を紹介するコーナー【ミライナース】。こちらの記事は、前身となったウェブメディア【ミライナース】より記事を移転しています。
世界が注目する「日本の訪問看護」!
みなさん・・・世界一の早さで高齢化が進む、日本の高齢者の割合を知っていますか?
我が国の総人口は平成28(2016)年10月1日現在、1億2,693万人。65歳以上の高齢者人口は3,459万人。 65歳以上を男女別にみると、男性は1,500万人、女性は1,959万人で、性比(女性人口100人に対する男性人口)は76.6。 総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は27.3%。
内閣府HP「高齢化の状況」より引用(平成28年データ)
日本の総人口が減少するなかで、高齢化率は年々上昇。「団塊の世代」といわれる人口層が65歳以上となり、今後も高齢化率は上昇していくといわれています。
そんな日本の現状のなか医療・福祉社会では「病院の医療」が見直され、「在宅医療・看護・介護」の必要性が注目されています。
そしていま、日本中で増えているのが、自宅で生活する人を支える【訪問看護ステーション】の存在。
今回はそんな【訪問看護】を【世界各国の経営者】が視察・・・?!世界の経営者の目に「日本の訪問看護」はどう映るのか・・・?!取材してきました!
Contents
異文化コミュニケーションで広がる訪問看護の可能性!訪問看護×国際経営の交流に密着



(英語が話せなくても安心♪日本語の同時通訳)
今回取材させて頂いたのは、東京都内を中心に事業展開する訪問看護ステーション【ホウカンTOKYO】と【一橋大学 国際EMBA】のセッションプロジェクト。
MBAなら聞いたことあるような・・・ないような・・・?
ということで、まずは「MBA」を解説♪
経営学修士(けいえいがくしゅうし、Master of Business Administration、MBA)は、経営学を修めたものに対して授与されることのある専門職学位である。
(wikipedia「経営学修士」より引用)
そして「EMBA」は「Executive(エグゼクティブ) MBA」の略。
すでに経営に携わっている方や、これから経営に携わる方が学ぶプログラムです。
一橋ICSのEMBAプログラムは、高い評価をいただいているMBAプログラム同様「二つの世界の融合」(The Best of Two Worlds)というミッションのもと、日々グローバル化する経営環境において、日本と欧米の双方の経営手法の強みを学び、それらを有機的に応用できる経営人材を育てることを目指します。経営学を実際の経営に応用することに重点をおいており、今後予想される経営環境の変化を先取りした実践的な内容で、授業はすべて英語で行われます。3度の海外研修を通じ、新興国でのビジネス展開の手法や異文化経営を学ぶと共に、デジタル革命がいかに今後の経営を変えていくか等、最近の企業経営にとって欠かすことができない内容が盛り込まれています。
(一橋大学HP「EMBAプログラム」より引用)
「幅広い文化・経営学を学び、それぞれの融合し活かせる経営人」を育成するプログラムが一橋大学のEMBA。
今回は、そんな世界中の経営学を学ぶスペシャリスト達が集まる一橋大学EMBAプロジェクトの一環として、
という主旨のもとセッションプログラムが開催されました。
住み慣れた地域・家で暮らす「人」を支える!ホウカンTOKYOが伝える日本の訪問看護

(国籍はバラバラ…!異なる文化・習慣を持つ各国のEMBA生が集結)


(【訪問看護】【ホウカンTOKYO】を英語でプレゼンする、ホウカンTOKYOビジネスサービス(株)取締役・河田浩司さん)


(緊張している様子もありながら・・・プレゼンに参加し笑顔で応える【ホウカンTOKYO】の看護師・リハビリスタッフ)
訪問看護とは
訪問看護ステーションから、病気や障害を持った人が住み慣れた地域やご家庭で、その人らしく療養生活を送れるように、看護師等が生活の場へ訪問し、看護ケアを提供し、自立への援助を促し、療養生活を支援するサービスです。
(全国訪問看護事業協会HPより引用)
利用するための基準があり、申請と医師の指示が必ず必要となります!
在宅医療支援クリニック・訪問看護ステーションに押し寄せる視察団!



(日本の在宅医療の現状、クリニックの取り組みについて語る「たけおクリニック」総院長、ホウカンTOKYO共同代表の竹尾浩紀医師)


(マンションの一室にステーションを構える【ホウカンTOKYO三軒茶屋】で訪問看護の実際を解説)

圧倒される熱気・・・!
東京・世田谷区にある糖尿病内科・一般内科・在宅支援診療所である【たけおクリニック】と、同じく世田谷区にある【ホウカンTOKYO三軒茶屋本店】
たけおクリニックの竹尾院長は【ホウカンTOKYO】の代表理事。
実は、医師が訪問看護ステーションの代表を務めていることは珍しく、医師・利用者・看護師・介護士・ケアマネージャーなどの意思疎通・連携がうまくいってないという事業所も少なくありません。
【たけおクリニック】と【ホウカンTOKYO】は、在宅医療を提供するクリニックと訪問看護ステーションが連携していることで、幅広い医療ニーズへの対応や、看護師や利用者との密なつながり、地域とのきめ細やかな連携が行われています!
病気や障害を抱えても、住み慣れた町・家で最期までその人らしく生活できるよう支援する・・・それが訪問看護の世界です。
国も企業も人もボーダーレスへ!EMBA生からホウカンTOKYOに贈られるアツい提案と声援

視察の後日に一橋大学で開催された、EMBA生によるプレゼンテーション。

ここでは、視察を通した学びから【日本の訪問看護】として【ホウカンTOKYO】として「今後どう展開していくことで、ビジネスとしての改善・飛躍ができるか」「日本の医療・福祉全体のメリットにつながるか」という視点でのフィードバック・提案としてプレゼンが行われました!

(アツい眼差しでプレゼンに耳を傾ける、ホウカンTOKYO代表・中村達也さん)

卓越した技術や伝統的な「思いやりの心」を持ちながら、「日本人はそれを活かしきれていない」と言われています。
「日本の看護・ホスピタリティは世界に通用する」
「それをどうビジネスとして活かし、伸ばしていくか?」
EMBA生によるアツいプレゼンが続きます・・・!

(提案を受ける中村さん・・・)

(「よし、それやろう!」と宣言♪)

即断即決!気さくで明るい中村さんにEMBA生からはアツい声援が贈られました♪
時代の鍵を握るのは「つながり」!大家族から核家族時代を経て取り戻す、日本の「助け合う地域コミュニティづくり」

この日のプレゼンでは、ホウカンTOKYOを含む二社に対する提案が行われましたが、どちらへの提案にも共通している部分がありました。
「お金」より「時間」に価値を感じ、重きを置く人が増えている時代。
AI化が進み様々な仕事が効率化され、たくさん働くことが美徳とされてきた風習は消え去りつつあります。
労働は「量」から「質」へ。
企業は「競合」「競争」から「共働」「協働」へ。
「大家族」から「核家族」の時代を経て再び「人がつながる地域社会」へ。
「縦社会」から解放されすべての関係性が「横」「水平」になる時代へ。
EMBA生からくり返されたのは「コミュニティ再生」「つながりづくり」というキーワード!
社会全体の利益を考えられる企業が成功する・・・ボーダーレスな時代の波が今、押し寄せているようです・・・!
訪問看護の未来を切り拓き、日本の未来を支える!つながりを作り成長を続けていくホウカンTOKYOを応援します

元々、プロボノ活動(各分野の専門家が職業上持っている知識・スキルや経験を活かして社会貢献するボランティア活動や、それに参加する専門家)を背景として設立されたというホウカンTOKYO。
設立当初より「人のつながり」を重視し、訪問看護としての運営はもちろん「地域コミュニティづくり」に積極的に取り組んできました。

「まずスタッフに幸せに働いてほしい!」
「そして、利用者や関わる人を幸せにしてほしい!」
力強くも優しい言葉で語る、中村さん。
会社として訪問看護事業所としてはまだまだ若い【ホウカンTOKYO】ですが、現在、東京都内で4か所の訪問看護ステーションを運営しており、着実に成長を続けています。
訪問看護の未来、ホウカンTOKYOの未来に注目です・・・ッ!
今後も、スタッフ、医療・介護にかかわる人、利用者・家族、地域住民・・・つながりを持つすべての人がより豊かに社会の中で生活できるよう、さまざまな取り組みを続けていくという【ホウカンTOKYO】
わたしはそんなホウカンTOKYOと、ホウカンTOKYOに関わる人たちの健康と幸せを応援していきます!
そんな想いを持つホウカンTOKYO中村さんと、私は2018年から定期的にランチ会を開催しています♪
ナースの情報交換会として毎週開催しているので、興味がある方はぜひ一度お越しください♪
掲載情報は取材日時点のものです。最新の活動については、紹介者のSNSやHP等よりご確認ください。
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